[TVアニメ]「魔王学院の不適合者」9~13話の感想 ー第3章「勇者学院編」ー

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こんにちは、フレッシュマンSRです。

7月から始まったTVアニメ「魔王学院の不適合者」。

コロナの影響で一時はどうなることかと思いましたが、何事もなく無事に放送終了することができてよかったです。

この記事では、 TVアニメ「魔王学院の不適合者」 9話から13話までの感想と、放送まで秘匿されてきたキャスト情報を書いていきます。

1~4話「魔王学院編」の感想はこちら

5~8話「魔剣大会編」の感想はこちら

TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

各話の感想

9話 勇者学院の謎

ソース:TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

7話でアノスがエミリアを殺ってしまったため、彼のクラスは担任不在の状態に。

臨時代理でやってきた3回生の担任・メノウから、人間たちの国アゼシオンにある、勇者学院との学院交流を行うことが告げられます。

アノスの「あの魔法」を使い、一瞬でアゼシオンの王都・ガイラディーテに移動したアノス班一行。

映像で見ると、やはり広大で美しい湖が目を引きます。

そして、キービジュアルに描かれていた最後の一人・エレオノール(画像の少女)が遂に登場します。 画像には映っていないけど「平和の象徴」もしっかり描かれています。

アゼシオンでは、暴虐の魔王ではなく、勇者カノンが世界を四つに分けたという偽りの伝承が伝えられていました。 サーシャは怒っていたけれど当のアノスは冷静。 既にアヴォス・ディルヘヴィアの一件があるので、伝承の誤りについては慣れている模様です。

転生者であり、ジェルガカノンの生徒を指一本触れずに倒すほどの実力を持つアノスに興味を持たエレオノール。 彼女はアノスに、カノンの最期について話します。

9話 キャスト情報

エレオノール・ビアンカ役:渡部紗弓さん(『恋は雨上がりのように』橘あきら役 等)

9話放送直前の特番で発表されたキャストです。

  

メノウ・ヒストリア役:加隈亜衣さん(『アズールレーン』ユニコーン役 等)

エミリアの代理としてやってきた3回生クラスの担任。 

個人的には小説で読んでいた時のイメージと全然違うビジュアルでした。 もっと大人びて妖艶そうなイメージだとばかり…… それでも美人で生徒思いの良い教師です。 男子生徒からの人気が凄そう。

  

レドリアーノ・カノン・アゼスチェン役:木村良平さん(『黒子のバスケ』黄瀬涼太役 等)

ラオス・カノン・ジルフォー役:古川慎さん(『ワンパンマン』サイタマ役 等)

初対面でアノスに”ハズレ”呼ばわりされた、勇者学院選抜クラス『ジェルガカノン』所属の学生。 

レドリアーノは女性向けアイドル作品に出てくるようなもっと青みがかった長い髪を想像していましたが、アニメだとほぼ黒髪。 ラオスは……ガチムチだったから良し(適当)。 次話ではコイツだけ半袖で無駄に筋肉アピールしていたりします。

  

ジェルガ役:大塚明夫さん(『メタルギアソリッド』ソリッド・スネーク役 等)

2000年前、勇者カノンに「先生」と呼ばれていた往年の男。 妻子を魔族に殺され、復讐に燃えているようですが……

一番意外だったのが徒手空拳でアノスに殴りかかっていたこと。 まさか聖剣持ってないんか……

10話 学院別対抗試験

ソース:TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

遂に始まった魔王学院と勇者学院の学院交流。

しかし、友好モードは最初から皆無。 学院長のディエゴ(画像右の貧相な男。 ちなみに左は序列二位・レドリアーノ)魔族を小馬鹿にする様子を露骨に表してきます。

原作と違って、レドリアーノとリーベストの対決は実際にそれぞれが得意とする魔法を行使しあうという方法に変更されていました。

だからこそ<ネドラ>のインパクトが際立ちました。 子ネズミですら巨大モンスターと化し、隣にある観葉植物まで怪物化していました。

ぶっちゃけアノスが聖剣作ったシーンが霞んだ気がします。 

そして、常識外れの魔力の持ち主であるアノスを見て、「彼こそが暴虐の魔王ではないか」と疑う勇者学院の生徒たちに対して、「不適合者で白服のアノスが魔王のはずがない」とあざ笑う魔王学院の(主に黒服)生徒たち。

何より血筋誇りを重要視する魔族に対して、魔族の血筋など知ったことではないので、実力だけで魔族を評価する人間たちの立場の違いが明確になったシーンです。

そして学院別対抗試験では、リーベスト班を死なせようとしておきながら、それを「魔族がここまでひ弱だと思わなかった」という白々しい言い訳で逃れようとするディエゴ。

エミリアと言い、ディエゴと言い、問題のある教師ばかりが出てきたせいで、メノウが聖人に見える気がします。 ただ教科書に載っていることを教えるだけではなく、リーベストのように悩んでいる生徒を導き、才能を呼び起こすことができる彼女は教師の理想像です。

リーベストの始祖への敬意、そして恩師であるメノウへの想いを知ったアノスはファンユニオンを加えて13人になった新生アノス班で出陣。

アノスは聖明湖をとんでもない姿に変えやがったので、魔王学院に莫大な賠償請求が来そうなものですが、もともと先にリーベストたちを殺そうとしたのは勇者学院だしセーフなんでしょう。アノスがその気にさえなれば直せそうですし。

ちなみにレドリアーノたちはディエゴのように根っからの悪党ではなく、ただ自分が伝説の勇者の転生者だと分かって有頂天になっているのが実際のところです。

ラストでディエゴの制止を無視して、アノスたちに戦いを挑んだのがその証拠です。

アノスの強大な魔法を目の当たりにしても自信を崩さないレドリアーノ。 彼には秘策があるようですが……

10話 キャスト情報

リーベスト・エイニー役: 駒田航さん(『あんさんぶるスターズ!』椚章臣役 等)

メノウの教え子で、3回生首席の優秀な生徒。 彼も皇族派の一員ですが、それは皇族としての特権や、混血への差別意識からではなく、純粋に始祖を尊敬しているからです。

メノウの教えの元、落ちこぼれから首席にまで這い上がった努力家であり、始祖を自称するアノスを嫌っていましたが……

 

ハイネ・カノン・イオルグ役: 釘宮理恵さん(『鋼の錬金術師』アルフォンス・エルリック役 等)

レドリアーノ、ラオスらと行動を共にする『ジェルガカノン』所属の少年。 まさかの釘宮ボイス

自信家で生意気そうな顔立ちはほぼ小説を読んだ時のイメージ通り。 あそこまで背が低かったのは予想外でした。

 

ディエゴ・カノン・イジェイシカ役: 宮本充さん(『文豪ストレイドッグス』森鴎外役 等)

勇者学院『アルクランイスカ』の学院長。 選抜クラスである『ジェルガカノン』は彼が担任を務め直々に指導しています。

名誉ある勇者学院のトップであるからには、さぞや体格ガッシリで豪奢な服をまとったオッサンなんだろうなと勝手に思っていましたが、あんなガリガリでクマができたのが来るとは思わなかったです。 しかも服がめっちゃ地味でダサイ。 

まあコイツは「勇者」にあるまじき陰湿さの化身のような男なので、その内面がそのまま表に出たということでしょうか。

11話 命の輝き

ソース:TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

勇者学院にリーベストたちがやられっぱなしで、珍しく不完全燃焼で終わった感のある10話。

その分の鬱憤も晴らすべく、アノス班が勇者たち相手に無双劇を繰り広げます。

今まで噛ませ犬だったり、そもそも出番なかったりでまともなバトルシーンを描いてもらえなかったサーシャも、同じ炎属性のラオスを叩きのめして、『破滅の魔女』の実力をようやくアピールできました。

そして、九話で手に入れた一意剣だけではなく、聖剣まで使いこなし、ハイネに地獄の苦しみを味わわせたレイ。 本物の戦場を知っているような口ぶりでしたが……

そして総大将のアノスに対して、レドリアーノが出した切り札が、『ジェルガカノン』最強の少女・ゼシア(画像の少女)です。

アノスの巨大な<ジオ・グレイズ>すら打ち消すほどの別格の力を持つゼシア。 さらに<アスク>で一千万人の応援の力を受けた二人に対し、アノスが取った策は……

まさかのファンユニオン。 イザベラを守って以来、アノスの中で彼女たちの評価は急上昇していましたが、ついに彼女たちの歌が文字通りアノスの武器になります。

一千万人相手の応援合戦でも、敬愛するアノスのために新曲「絶・魔王」を熱唱するファンユニオン。 レドリアーノの言う通り馬鹿みたいな歌詞ですが、魔剣大会の時と同様に、ポップな曲がつくことで本当に印象が変わりました。 

見事ジェルガカノンの鼻っ柱を叩き折ったアノス班。 その勝利の立役者が魔王城を建てたミーシャです。 敵陣で苦しそうにしているミーシャを気遣ったり、傷つけられた彼女をお姫様抱っこしたりと、今話のアノスはやたらミーシャに優しかったのが印象的でした。

なおミーシャを殺そうとしたディエゴに対しては、7話以来のと化したアノス。

ベブズド>という魔法で根源を傷つけられ、想像を絶する苦痛を味合わされるディエゴ。

しかし、2000年前、根源を7つ持つ勇者カノンは、人類のため、根源を滅ぼされる地獄の苦痛に耐え、暴虐の魔王と戦い続けていた……とアノスは語ります。

「何もわからぬ人間が、勇者カノンを語るな」

このセリフから、アノスが敵でありながらカノンへ敬意を持っていたことと、彼を裏切った人間たちへの怒りが伝わってきます。

11話 キャスト情報

ゼシア・カノン・イジェイシカ役: 久野美咲さん(『デュラララ!!』粟楠茜役 等)

『ジェルガカノン』序列一位の謎の少女。 学院長のディエゴと同じ苗字を持つ点、根源爆発しても何度も蘇る秘密をエレオノールが握っているようですが……

小説では紫髪らしいですが、イラストやアニメではエレオノールとほぼ同じ黒髪。 ちなみに彼女は光属性なので、僕は勝手にゼシアは金髪だとずっと勘違いしていました。

12話 禁忌の魔法

ソース:TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

エレオノールの口から、彼女の正体と、勇者学院の真の目的を知ったアノス。

自分を滅ぼして悲劇を止めてほしいと口にするエレオノールに対して、「2000年よく耐えたな」「俺がみな(ゼシアたち)を幸せにしてやればよいのだろう?」と言えるアノスの慈悲と、口だけではなく本気で彼女たちを救う器のデカさを感じました。

そして、ついに物語はクライマックスへ突入します。

ついにアヴォス・ディルヘヴィア(画像の仮面男)が姿を現したのです。

勇者カノンが使っていた霊神人剣エヴァンスマナを奪い、アゼシオンに宣戦布告したアヴォス・ディルヘヴィア。

対してアゼシオンでも、討伐隊が結成され、ディルヘイド軍に対して徹底抗戦の構えを示します。

2000年前にアノスたちが止めたはずの戦争が再び起ころうとしている。 アノスは責任を感じ、一人でも戦おうとしますが……

本物の魔王の力でディルヘイド軍を蹂躙し、ついにアヴォス・ディルヘヴィアを追い詰めたアノス。 

観念し、自ら仮面を外す偽魔王。 その素顔は―

鋭い人であれば、アヴォスの正体が勇者カノンの転生者であることは予想できたと思います。 根源を7つ持つ彼であれば、七魔皇老6人に根源を融合させることも可能ですし、彼が抜いた霊神人剣エヴァンスマナは、2000年前も扱えたのは勇者カノンただ一人なのです。

それでも、カノンが転生後のアノスの身近にいるあのキャラに転生していたとは思いもしませんでした……

ED後のCパートでは、アノスがアヴォスの正体に気づいた経緯を語っています。 アゼシオンでアヴォスが見せたある言動から、アノスはその人物がカノンの転生者ではないかと疑っていたようです。 初見で分かるわけない

そして、アヴォス・ディルヘヴィア……否、勇者カノンは最後にこの言葉を口にしました。

「人間は、弱かったよ」

戦争を止めるために転生した魔王と、大切なものを守るために魔王を演じ続けた勇者。

二人の最後の戦いが幕を開けます。

12話 キャスト情報

アヴォス・ディルヘヴィア役: 谷山紀章さん(『とある魔術の禁書目録』ステイル・マグヌス役 等)

どこぞの騎士団のCEOとは違い、ちゃんと声バレ対策で声も変えていたアヴォス・ディルヘヴィア。 彼の素顔は是非自分の目で確かめてください。

 

アヴォス・ディルヘヴィアの使い走りとして出てきた最後の七魔皇老3人。

声に戦闘能力全振りしたのか……?

13話 世界が愛で満ちるように

ソース:TVアニメ「魔王学院の不適合者」公式サイト

とうとう最終話を迎えたこのアニメ、OPではちょっとしたサプライズも用意されています。

守るべきもののために、2000年の時を経て再び死闘を繰り広げるアノスと勇者カノン、そして勇者学院に2000年の間巣食っていた憎悪の元凶が遂に姿を現します。

 

勇者と魔王が共闘するのはもう珍しくもなんともない展開になってしまいましたが、それでも最強の敵を前にして手を組み、互いの力を合わせて撃破するのはやはり燃えました。

 

世界の法則と化した相手の猛攻を防ぐべく、アノスが頼ったのは……

またしてもファンユニオン。

そしてアノス直々に「レクイエム」をリクエスト。 そして始まる謎のクオリティを誇るライブシーン。 スクールアイドルかよ。

そして<アスク>で彼女たちの愛を力に変え、魔族も人間も救ったアノス。 そのままファンユニオンの歌をBGMにして、カノンと同時に敵にとどめを刺して決着。 

そしてその歌のタイトルこそ13話のサブタイトル「世界が愛で満ちるように」。

初登場したときはただの変人集団だったのに、最後に一番美味しい所を持っていくなんて、誰が予想できたでしょうか……

個人的にアニメで動きがついて一番恩恵を受けたのがファンユニオンだと思っています。 ちなみに原作では後に「魔王聖歌隊」にクラスチェンジしたり、地底世界のアイドルになったりと、さらなる出世を遂げていたりします。 全員変態ですが

 

全体的に今まで以上にシリアスな展開だった勇者学院編も最後は大団円で完結。

アヴォス・ディルヘヴィア問題も解決して、魔皇エリオの一言によって、ついにアノスが真の魔王だと認められるようになりました。

 

そしてラストシーンでは、新たな誤解からイザベラとグスタが最後の最後で暴走。

人の話を聞かない二人の誤解を解くのは、アノスにとっては神を滅ぼすよりも難しいことですが、これも世界が平和だからこそできる日常の一幕であり、アノスの最後のセリフも、平和を求め続けた彼らしいものでした。

まとめ

原作小説3巻の部分にあたる、第3章まで完結し、アヴォス・ディルヘヴィア(勇者カノンの転生者)との和解を経て、アノスが真の魔王だと認められるシーンでアニメは幕を閉じました。

地球世界の我々のために用意してくれた、アノスの粋なメッセージ。 平和になった世なら、死亡フラグも安心して建てられる……?

アニメは終わってしまいましたが、人気次第では続編の可能性もあると思っています。

そして、原作ではこの後も平和と愛する者のために戦い続けるアノスとその配下たちが描かれているので、アニメが気に入った人はぜひ原作も読んでみて下さい!

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